概要
不自然リンク起因の流入急落を、否認と品質改善で立て直した回復ケース。再発防止まで含めた進め方。
検索意図キーワード例(このページの対象)
- ペナルティ 回復 事例
- 不自然リンク 否認 進め方
- 再審査リクエスト 書き方
- 流入 急落 原因 被リンク
- 薄いコンテンツ 統合
まず結論(TL;DR)
- まず「手動」か「アルゴリズム」かを切り分け、やるべきことを明確にした
- 悪質リンクを洗い出して否認し、再審査(必要なら)まで完了した
- 薄いページを統合/整理して品質を上げ、サイト全体の信頼を立て直した
- 再発防止として、リンク獲得の方針と運用ルールを決めた
課題
不自然なリンク購入によりペナルティを受け、流入が80%減少していた。
前提・条件(スナップショット)
- 症状: 流入の急落、順位の大幅下落、ブランド以外の流入が消える
- 主な課題: 不自然リンク、薄いページの増加、信頼情報が弱い
- 主要KPI: 自然検索流入(回復)、指名検索の増加
まず何を見たか(切り分け)
- GSC: 手動による対策の有無、セキュリティ問題の有無、急落タイミング
- リンク: 参照元の質、アンカーの偏り、短期間の急増/急減、同一パターン
- コンテンツ: 薄いページ、重複、役割がないページの棚卸し
- E-E-A-T: 運営/著者/一次情報/実績など、信頼の根拠が見えるか
ボトルネック(根本原因)
- 購入/交換など不自然なリンクで、評価の大幅な下振れを招いた
- 薄いページが増え、サイト全体の品質評価が弱くなった
- 運営・著者・根拠情報が薄く、信頼の説明が足りない
実装プラン(時系列)
フェーズ1: 切り分け(Week 1)
- GSCで手動対策の有無を確認(あれば再審査前提)
- 急落タイミングの変更点(リンク/移行/テンプレ変更)を特定
フェーズ2: リンクの整理(Week 2-6)
- 悪質リンクを分類し、削除依頼と否認ファイルを作成
- 再審査が必要な場合は、対応内容と証跡を整理して提出
フェーズ3: 品質の立て直し(Month 2-6)
- 薄いページを統合/削除し、代表ページに情報を集約
- 一次情報・著者情報を整備し、信頼の根拠を可視化
- 内部リンクで重要ページへ評価を寄せる(役割分担を明確に)
フェーズ4: 再発防止(Month 6-8)
- リンク獲得の方針を決め、NG施策を明文化する
- 検索需要に沿ったコンテンツ計画に切り替え、自然な評価を積む
実施した施策
- 悪質バックリンクの洗い出しと否認
- コンテンツの全面的な見直しと品質向上(薄いページの統合/削除)
- E-E-A-Tを意識した著者情報の充実
- 再審査リクエストの提出(説明文と証跡を整理)
成果
- ペナルティ解除まで3ヶ月
- 解除後5ヶ月で元の流入を超える
- 品質向上により直帰率が65%から42%に改善
- ブランド検索が200%増加
学びとポイント
- ✓Black Hat SEOは短期でもリスクが高く、回復コストが重い
- ✓回復は「リンク」だけでなく「品質/内部リンク/役割分担」までセットで効く
- ✓方針転換(品質重視)を徹底できると、解除後の伸びが強い
再現チェックリスト
- GSCで手動対策が出ていないか確認した
- リンクの偏り(アンカー/参照元の質/急増)を把握した
- 悪質リンクの削除依頼と否認ファイルを作成した
- 薄いページを統合/削除し、代表ページに集約した
- 運営/著者/一次情報が整備され、信頼の根拠が見える
- リンク獲得の方針とNGが明文化され、再発しない運用になっている
やってはいけない(失敗しやすい手)
- 原因が曖昧なまま否認だけして待つ(品質の問題が残る)
- 無差別に否認し、良いリンクまで捨てる
- 再審査の文章が短く、何を直したか伝わらない
- 解除後に同じことを繰り返し、再度下がる
よくある質問(Q&A)
手動ペナルティとアルゴリズムの違いは?
手動の場合はGSCに通知が出ます。アルゴリズムの場合は通知がなく、更新や品質評価で落ちることがあります。最初にGSCの手動対策を確認して、やるべき手順を確定するのが重要です。
否認はどこまでやるべき?
明らかに不自然なものから優先して整理します。全部を完璧にするより「再発しない運用に変える」「品質を上げる」をセットで進めた方が回復が安定します。
回復までどれくらいかかる?
手動の場合は再審査のプロセスがあります。アルゴリズムの場合は評価の再計算まで時間がかかります。いずれにせよ、リンク整理だけでなく品質の立て直しを並行しないと回復が弱くなりがちです。