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更新: 2026-02-14監修: 伊東 雄歩

Core Web Vitals改善の進め方: LCP/INP/CLSの切り分けと優先順位

PSI/Lighthouseだけで迷子にならない。フィールドデータ→原因仮説→修正→再計測の型で、体感速度を改善する実務ガイド。

Core Web VitalsLCPINP

検索意図キーワード例(このガイドの対象)

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  • LCP 改善 方法
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  • CLS 改善 方法
  • PageSpeed Insights 見方

まず結論: ラボ(Lighthouse)ではなく“フィールド”から当てる

Core Web Vitalsは、ラボ計測(Lighthouse)とフィールドデータ(実ユーザー)が混ざると判断がブレます。最初は「どの指標が、どのページ群で悪いか」をフィールド寄りに把握し、改善の当たり所を絞ります。

全部を一気に良くしようとすると時間が溶けます。LCP/INP/CLSのどれが主犯かを決め、1つずつ潰すのが現実的です。

改善フロー(最短で回す)

  • 対象ページ群を決める(流入が多い、重要テンプレ)
  • PSIや計測で、LCP/INP/CLSのどれが悪いかを特定
  • 原因仮説を1つに絞って修正(画像/フォント/JS/TTFBなど)
  • 再計測して、指標が改善したか確認(修正の回帰も見る)
  • 効いた型をテンプレに横展開する

LCPの当たり所(よく効く順)

  • LCP要素(画像/テキスト)を特定し、そこを最優先で軽くする
  • 画像がLCPなら: 圧縮、適切なサイズ、優先読み込み(preload/priority)
  • テキストがLCPなら: フォント最適化、CSSのブロック削減
  • TTFBが遅いなら: キャッシュ、配信経路、サーバー処理を先に

INPの当たり所(操作が重い)

  • Long Task(長いJS処理)を分割し、メインスレッドの詰まりを減らす
  • 不要なサードパーティ(計測/チャット/広告)を棚卸しする
  • 初期表示に不要なJSを遅延/分割する(コードスプリット)

CLSの当たり所(レイアウトがガタつく)

  • 画像/動画に幅高さを指定し、領域を先に確保する
  • 後から挿入されるUI(バナー/同意/広告)にスペースを確保する
  • フォント切替でズレるなら、フォント戦略(preload/display)を見直す

よくある失敗(改善が進まない)

  • LCP要素を特定せずに、全体の細かい最適化から始める
  • ラボスコアだけを追い、実ユーザーの改善が見えない
  • 指標ごとの原因を混ぜる(LCPを直してもINPは別)

CWVチェックリスト(最低限)

  • 対象ページ群が決まっている(重要テンプレから)
  • 主犯指標(LCP/INP/CLS)が特定できている
  • 原因仮説を1つずつ検証している(施策の因果が追える)
  • サードパーティの影響が把握できている

よくある質問(Q&A)

Lighthouseのスコアが良いのに、体感が遅い

ラボと実ユーザーがズレている可能性があります。まずは対象ページ群と主犯指標を決め、実ユーザーに近い条件で原因を当てにいきます。

全部“良好”にしないとダメ?

理想は良好ですが、まずは重要ページの悪化を止め、主犯指標を改善するのが現実的です。小さく直して再計測し、効く型を横展開します。

CWVは順位に影響しますか?

影響は“単体の魔法”ではなく、ユーザー体験と品質を補助する要素と捉えるのが安全です。重要なのは、遅さが原因で読まれない/離脱する状態を潰すことです。