まずやること(最短ルート)
- パンくずがページ上に実際に表示されているか確認
- BreadcrumbListのitemと実URLが一致しているか確認
- 階層が自然か(ホーム→カテゴリ→詳細)を見直す
背景・判断のポイント
パンくずは、ユーザーの回遊導線でもあり、検索側に階層構造を伝えるシグナルにもなります。構造化データだけでなく、表示上のパンくずと内部リンクが整合していることが重要です。
実務で詰まりやすいのは「URLの不一致(正規URLと違う)」「階層が不自然(循環/飛び級)」「表示パンくずがない(JSON-LDだけ)」の3点です。
まずは最小の階層(ホーム→カテゴリ→詳細)にし、URL/canonical/リダイレクトを揃えて安定させます。
症状の例(あるある)
- Search Consoleの拡張レポートでBreadcrumbのエラー/未検出になる
- リッチ結果テストでBreadcrumbListが認識されない
- パンくずは表示しているのに、検索結果でURL表示のままになる
よくある原因
- 構造化データ上のURLが正規URLと違う
- パンくずの階層が実態とズレる/循環している
- canonical/リダイレクトと食い違っている
確認方法
- ページのJSON-LDにBreadcrumbListがあるか確認
- 各itemのURLが200で表示できるか確認
チェックリスト(確認漏れ防止)
- ページ上にパンくずが“ユーザー向けに”表示されているか
- BreadcrumbListのURLが正規URLと一致しているか(canonicalと整合)
- 各itemが200で開けるか(リダイレクト/404がないか)
- 階層が自然か(ホーム→カテゴリ→詳細で循環しないか)
- パンくずの文言(カテゴリ名)がサイト内で一貫しているか
対処
- パンくず表示とBreadcrumbListを一致させる
- 正規URL(canonical)と完全一致させる
やってはいけない(悪化しやすい手)
- JSON-LDだけ入れて、ページ表示や内部リンクが無い
- 正規化(http/https、末尾スラッシュ等)が揺れたままURLを組み立てる
- 階層を複雑にしすぎて、循環や飛び級が起きる
再発防止
- ルート/カテゴリ/詳細のURL設計を固定し、パンくずをテンプレ化
よくある質問(Q&A)
パンくずを入れると順位が上がりますか?
直接の順位上昇を保証するものではありません。ただし、階層構造が伝わりやすくなり、回遊導線も改善するため、間接的に良い影響が出ることがあります。
表示上のパンくずが無くても、JSON-LDだけで良い?
推奨しません。ユーザーに見えない情報のマークアップはガイドライン上もリスクがあります。表示上のパンくずと構造化データは一致させます。
URLが相対/絶対で違っても大丈夫?
最終的に正規URL(canonical)と一致していることが重要です。形式の揺れがあると誤認識の原因になるので、統一します。