まずやること(最短ルート)
- 構造化データのエラー/警告をゼロにする
- ページ上に、構造化データの内容がユーザーにも見える形で存在するか確認
- 対象タイプのガイドラインに沿っているか確認
背景・判断のポイント
リッチリザルトは“表示が保証される機能”ではありません。構造化データは必要条件になり得ますが、十分条件ではなく、検索側の判断で出ないことがあります。
まずは「エラーゼロ」「ガイドライン準拠」「ページ上の表示と一致」の3点を満たし、出ない場合でもユーザー価値が上がる形にします。
リッチ結果狙いで情報を盛りすぎると逆効果になりえます。最小で正しく実装し、ページ品質を上げる方が結果的に出やすいです。
症状の例(あるある)
- 構造化データは入れているのに、検索結果にリッチ表示が出ない
- Search Consoleの拡張レポートでは検出されるが、表示されない
- ページごとに出たり出なかったりする
よくある原因
- マークアップの構文エラー/必須項目不足
- 表示していない情報をマークアップしている(ガイドライン違反)
- サイト全体の品質が低く、リッチ結果が出にくい
確認方法
- 構造化データのテスト/検証でエラーを確認
- ページの表示内容とJSON-LDが一致しているか照合
チェックリスト(確認漏れ防止)
- 対象のリッチ結果タイプの要件(必須項目)を満たしているか
- 構文エラー/必須項目不足がないか(まずエラーゼロ)
- ページ上に表示されている情報だけをマークアップしているか
- canonical/URL形式が揺れていないか(正規URLと一致しているか)
- サイト全体の品質(薄いページ大量、重複)で足を引っ張っていないか
対処
- エラーを修正し、必須項目を満たす
- 見えない情報はマークアップしない
- 該当ページの内容を強化し、信頼性を上げる
やってはいけない(悪化しやすい手)
- “出ないから”と項目を無理やり追加する(整合性が崩れる)
- ページ上に無い情報をマークアップする(ガイドライン違反)
- リッチ表示だけに注目し、本文の品質改善を後回しにする
再発防止
- テンプレ更新時に構造化データの回帰テストを行う
- 構造化データは「最小で正しく」を徹底する
よくある質問(Q&A)
構造化データが正しければ、必ずリッチ結果が出る?
出ません。検索側の判断で出ないことがあります。まずはガイドライン準拠とエラーゼロ、ページ品質の改善を優先してください。
警告(Warning)があると出ない?
必ずしもそうではありませんが、可能なら直した方が安全です。まずはエラーを消し、その後に警告対応を進めます。
リッチ結果が出なくても意味はある?
あります。構造化データの整合性を保ちながら本文を強化すると、理解されやすさやCTR改善につながることがあります。リッチ結果は“おまけ”くらいの位置づけで設計するのが現実的です。