まずやること(最短ルート)
- URL検査で「インデックス登録可否」と「ユーザーが選択したカノニカル」を確認
- noindex / robots.txt / 認証など、アクセス制限がないか確認
- 同一・類似ページが大量にないか(重複/正規化)を確認
- 本文が取得できるか(JS依存/空コンテンツ)を確認
- 品質シグナル(薄い/重複/意図ズレ)を疑い、改善の当たり所を決める
背景・判断のポイント
インデックスは「発見 → クロール →(必要なら)レンダリング → 正規化 → 品質/重複の評価 → 登録」というパイプラインで進みます。どこで詰まっているかを切り分けるのが最短ルートです。
実務上の未登録は、ブロック(noindex/robots)よりも「代表URLとして選ばれない(canonical/重複)」か「価値が足りない(薄い/意図ズレ/独自性不足)」で起きることが多いです。
まずは「ブロック」「正規化」「取得(HTMLが空・エラー)」「品質」の4象限に振り分け、最小の手戻りで直します。
症状の例(あるある)
- Search ConsoleのURL検査で「インデックス未登録」になっている(理由が複数ある)
- `site:あなたのドメイン 対象ページの固有語` で探してもヒットしない
- ページは存在するのに、検索からの流入がまったく増えない状態が続く
よくある原因
- noindex が付いている / robots.txt でブロックしている
- canonical が別URLを指している(意図せず重複扱い)
- 本文が薄い・テンプレだけ・類似が多い(価値不足)
- JSレンダリング依存で、HTML上の本文が実質空
- サイトマップ未送信/内部リンク不足で発見・評価が遅い
確認方法
- Search Console: URL検査の「ページの取得」結果、カノニカル、インデックス状況
- ページソース: meta robots / canonical / 本文テキストの有無
- robots.txt: 該当パスのDisallowがないか
- 内部リンク: 重要ページからリンクが張られているか(クリック2-3回で到達できるか)
チェックリスト(確認漏れ防止)
- HTTPステータスが200で返っているか(ソフト404や無限リダイレクトになっていないか)
- meta robots / X-Robots-Tag に `noindex` が残っていないか
- robots.txt のDisallowで該当URL(または上位ディレクトリ)が塞がっていないか
- canonical が「正規にしたいURL」を指しているか(末尾スラッシュ/パラメータ/ドメイン揺れ含む)
- HTML(view-source)に本文テキストが存在するか(JS後付けで空になっていないか)
- 重要ページからの内部リンクがあるか(一覧→詳細、関連記事、パンくず)
- サイトマップに正規URLだけが入っているか(リダイレクトURLや重複が混ざっていないか)
- 同テーマの類似ページが量産されていないか(代表ページを決められているか)
対処
- 意図しない noindex/ブロックを解除し、再クロールをリクエスト
- canonical を意図した正規URLに統一(重複ページは統合/削除/リダイレクト)
- 本文の中身を増やす: 定義→理由→手順→例→注意点→FAQ の順で補強
- JS依存なら、重要テキストはHTMLに出す(SSR/静的生成/プリレンダ)
- サイトマップ送信 + 関連ページからの内部リンク強化
やってはいけない(悪化しやすい手)
- 原因が分からないまま「とりあえず記事を増やす/URLを量産する」(薄いページが増え、除外が増える)
- URL検査の「インデックス登録をリクエスト」を大量URLに対して連打する(本質解決にならない)
- canonicalや内部リンクが揺れたまま、サイトマップだけ整える(代表URLが決まらない)
- 本文が薄いまま「タイトルだけ」変える(品質問題は残る)
再発防止
- 公開前チェック: noindex/robots/canonical をテンプレで監査
- 重複URLが増えやすい機能(検索/タグ/絞り込み)にルールを決める
- 重要ページは「一覧→詳細」の内部リンクで必ず到達可能にする
よくある質問(Q&A)
公開してから何日くらいでインデックスされますか?
サイト規模や内部リンクの強さで変わります。重要なのは「発見される導線(内部リンク/サイトマップ)」と「代表URLが明確(canonical/リダイレクト)」の2つです。
公開後に1〜2週間たっても未登録が続く場合は、ブロック・正規化・本文取得・品質のどこで詰まっているかを先に切り分けましょう。
サイトマップを送れば必ずインデックスされますか?
されません。サイトマップは発見のヒントであり、登録の保証ではありません。重複(canonical)や品質(薄い/意図ズレ)が原因だと、クロールされても除外されることがあります。
URL検査の「インデックス登録をリクエスト」はいつ使うべき?
修正後の重要ページに絞って使うのがおすすめです。大量URLに対して実行するより、原因を潰して「内部リンクと正規化」を整えた方が中長期の登録スピードが上がります。